Mozillaは12月30日、メールソフト「Thunderbird 2.0.0.19」をリリースした。Windows版、Mac OS X版、Linux版が用意されており、Mozillaのサイトから無償でダウンロードできる。
Thunderbird 2.0.0.19では、クロスサイトスクリプティングとJavaScript特権昇格の問題など、合計7件の脆弱性を修正。脆弱性の重要度は、4段階で3番目に高い“中”が5件、最も低い“低”が2件。7件の脆弱性はいずれも、Webブラウザ「Firefox 3.0.5」などでは既に修正されている。また、Thunderbirdは標準設定でJavaScriptが無効となっているため、Firefoxに比べて脆弱性の重要度は低く評価されている。
関連情報
■URL
Thunderbird
http://mozilla.jp/thunderbird/
リリースノート
http://mozilla.jp/thunderbird/2.0.0.19/releasenotes/
Thunderbird 2.0 セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/thunderbird20.html
( 三柳英樹 )
2009/01/05 12:22
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