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iWork '09のパッケージ
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アップルは7日、オフィスソフトスイート「iWork '09」を発売した。価格は8800円。ECサイトのApple Storeかアップル直営店を通じてMacintosh本体と同時購入した場合は5800円。Mac OS X 10.4.11およびMac OS X 10.5.6以降に対応する。
「iWork '09」には、文書作成ソフト「Pages '09」、表計算ソフト「Numbers '09」、プレゼンテーションソフト「Keynote '09」が含まれる。
「Pages '09」では、フルスクリーン表示に対応したほか、書く事柄をトピックとサブトピックに分けて整理しておくアウトラインモードを追加した。新たなデザインテンプレートも40種類加わった。
「Numbers '09」では、あらかじめ用意された250以上の関数から選択することで数式の作成を簡略化する機能や、特定の列のデータをグループ化してまとめられる機能を追加した。2Dグラフのオプションも強化している。
「Keynote '09」では、オブジェクトの移動やトランジションによりスライドにアニメーション効果を加えるための「マジックムーブ」機能を追加した。また、iPhoneやiPod touchでスライドを操作できる「Keynote Remote」機能が加わった。
このほか、ドキュメントのオンライン共有サービス「iWork.com」のパブリックベータ版を公開した。利用にはApple IDが必要。Pages、Numbers、Keynoteで作成したドキュメントをアップロードし、他のユーザーに公開できる。公開ドキュメントはブラウザで閲覧できる上、ドキュメントのコピーをiWork形式、Microsoft Office形式、PDF形式から選んでダウンロードすることも可能だ。
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左から、Numbers '09、Pages '09、Keynote '09
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2009/jan/07iwork.html
( 野津 誠 )
2009/01/07 13:59
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