インターネットマルチフィードは7日、大規模サーバーと複雑なコンテンツをIPv6に対応させるための実証実験を開始すると発表した。
実証実験は、日本経済新聞社、日本経済新聞デジタルメディア、日経統合システムと共同で取り組む。3社が提供するWebコンテンツを利用しながら、大規模サーバーとデータセンターネットワークのIPv6対応指針や、IPv6技術に対応したコンテンツ構築指針を明確にしていく。
実験は、日経、日経デジタルメディア、日経統合システムが保有する既存のWebサイトに、IPv6インターネット側からアクセスするため、インターネットマルチフィードのデータセンター拠点内に「IPv4/IPv6変換サーバー」を設置。IPv6によるアクセスを、IPv4からのアクセスであるかのように変換する環境を構築する。
この実験システムを通じて、IPv4からのアクセスと同等のサービスが実現できているか、IPv6からアクセスした場合に取得できるユーザー情報の評価、IPv6コネクティビティサービスを提供する際に必要な機器および機能についての検証を行う。実験期間は9月末までを予定している。
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ニュースリリース
http://www.mfeed.co.jp/press/2009/20090107.html
( 三柳英樹 )
2009/01/07 19:10
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