西武百貨店は7日、情報処理推進機構(IPA)職員が私物PCでファイル交換ソフトを介してウイルスに感染し、PC内の情報が流出した件で、西武百貨店の業務情報が含まれていたことを明らかにした。
流出したのは、西武百貨店が開発した社員用OA研修システムの開発データと6296人分の社員情報で、いずれも2000年当時のもの。社員情報は、当時の所属、氏名、メールアドレスの一部が含まれていた。なお、顧客情報は一切含まれていないとしている。
西武百貨店によれば、IPAの同職員が当時のシステム開発委託先の担当者だったことから、これらの情報を自宅の私物PCに保存していたと考えられると説明。西武百貨店では、「今回のIPA職員の自宅私物PCからの情報流出事故に際し、皆様にご心配おかけ致しました」としてお詫びしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www2.seibu.co.jp/common/images/pdf/20090107.pdf
■関連記事
・ IPAが職員の情報流出で会見、過去の勤務先の業務情報も流出(2009/01/06)
( 増田 覚 )
2009/01/08 11:54
- ページの先頭へ-
|