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米Google、「Blogger」ドラフト版でジオタグ機能の実験


 米Googleは7日、ブログサービス「Blogger」ドラフト版において、ジオタグ機能の実験を開始したと発表した。投稿された記事の場所を読者が知ることができ、特定の場所近辺で書かれたブログを読むことなどができるようになりそうだ。

 記事にジオタグを付けるためには、エディターの下にある「add location link」によって場所を指定する必要がある。このデータはGoogle マップを使用しており、自分の現在位置をドラッグするなどして指定する。場所を設定すると、Googleのリバースジオコーダーによって地名が特定されるか、あるいは画面上部に表示される地名のリンクをクリックすることによって明示的に指定することもできる。

 この作業の後で記事を投稿すると、記事の下にジオタグがリンクとして表示される。このリンクをクリックすると、Google マップで該当する場所が表示される。

 さらに、ジオタグが付けられたブログ記事のRSSにもジオタグが付けられる。これには標準規格の1つであるGeoRSS技術を使用しているという。

 ジオタグ機能が追加されたBloggerのドラフト版は、実験的な機能を公開するサービスであるため、同機能にもすでにいくつかバグが見つかっており、アップデートが続けられている模様だ。


関連情報

URL
  Blogger in draft公式ブログの該当記事(英文)
  http://bloggerindraft.blogspot.com/2008/12/new-feature-geotagging.html

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/01/08 11:58

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