サイボウズ・メディアアンドテクノロジーは14日、インプレスR&Dの調査資料「ケータイ個人利用動向調査報告書2009-コンテンツ・ウェブサイト編-」「ケータイ個人利用動向調査報告書2009-キャリア・端末編-」を販売開始した。価格は各商品ともに、CD-ROM版が5万2500円、冊子付きのCD-ROM版が6万8250円。
調査では、携帯電話のみでインターネットを利用するユーザー、およびPCも併用するユーザー(ともに11歳以上)を対象にオンラインアンケートを実施した。性別・年齢階層別・インターネット利用機器別(携帯電話のみかPCとの併用か)・インターネット利用時間別の人口構成比に可能な限り整合するようにサンプリングしている。調査期間は2008年10月7日から14日まで。有効回答数は3178件。
「コンテンツ・ウェブサイト編」によれば、SNSの利用率は全体で19.0%で、2007年調査の14.8%から増加した。性・年代別で見ると女性10代(42.2%)や女性20代および男性10代(35.2%)の利用率が高かった。また、SNSを携帯電話中心で利用するユーザーは36.7%で、2007年の26.7%から増加した。一方、ブログの利用率は26.2%で、2007年の23.9%からわずかに増加した。携帯電話中心のブログユーザーは41.2%で、2007年の32.9%から増加した。
このほか、「キャリア・端末編」によれば、キャリア満足度(5点満点)は、「au」が4.07点で1位だった。「ドコモ」は3.82点、「ソフトバンク」は3.73点だった。また、同じ携帯電話端末を1年以上利用しているユーザーの比率は55.8%で、2007年の47.3%から増加。利用している端末の購入価格が3万円以上の比率は22.6%で、2007年の5.4%から大きく増加した。端末を買い換える予定のあるユーザーは35.9%で、2007年の44.1%から減少した。 現在利用している機種を購入する際に重視した機能では、「カメラ機能」が35.4%でトップ、次いで「高画質な液晶ディスプレイ」が28.6%、「ワンセグ対応機能」が26.6%となった。
関連情報
■URL
ケータイ個人利用動向調査報告書2009 コンテンツ・ウェブサイト編
http://shop.ns-research.jp/3/1/12653.html
ケータイ個人利用動向調査報告書2009 キャリア・端末編
http://shop.ns-research.jp/3/1/12654.html
( 野津 誠 )
2009/01/14 13:05
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