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検診専用端末「Mirca」
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ヤマトホームコンビニエンスは14日、遠隔操作で盗聴を調査する「盗聴探査サービス」を引越しサービスのオプションとして提供開始した。基本料金は1LDKまでが1万2600円。1部屋追加ごとに2100円。また、盗撮カメラ探査(1部屋2100円)も用意する。
「盗聴探査サービス」では、ヤマトの往復宅急便で届けられる「お部屋の安心検診キット」を設置することで、部屋の無線電波をサンプリングし、その情報をインターネット経由で検診センターに送信、分析・調査を行う。自宅に専門員が訪問することなく調査できるのが特徴だ。
ヤマトホームコンビニエンスでは、「『探査のためとはいえ他人が部屋に入るのは嫌』という、従来から女性顧客の中に根強くあった声を反映したサービス」としている。なお、男性でも利用可能。調査時間は部屋の数により異なるが、最短で30分程度だという。結果は、検診日の翌日午後10時以降に専用のWebサイトで確認できる。盗聴・盗撮などの異常が発見された場合は、専門員が訪問して対応する。その際は、別途料金が発生する。
「盗聴探査サービス」は、FOR-S株式会社の「Space Patrol」システムを利用している。「Space Patrol」では、専用端末「Mirca」を用い、盗聴・盗撮の監視を行う。FOR-Sによれば、「元々『Mirca』はオフィスなどに常時設置し、周囲の電波情報をネット経由で中央監視センターに送信するための機器。ヤマトホームコンビニエンスで提供するサービスでは、通信セット(モバイルルータ)も同梱するため、自宅にネット環境がなくても調査可能」という。
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検診キットのイメージ。通信セットとの接続方法など、詳しい説明書をキットに同梱
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キットに同梱されている検診の説明書。検診時にはオペレーターへ電話で連絡
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関連情報
■URL
盗聴探査サービス
http://www.008008.jp/life/prevention/index.html
( 野津 誠 )
2009/01/14 15:31
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