カナダの通信機器メーカーNortel Networksは14日、カナダと米国で破産法に基づく資産保護の申請を行ったと発表した。Nortelでは今後、事業を継続しながら再編を進めるとしている。
Nortelは、カナダにおいて企業債権者調整法(Companies' Creditors Arrangement Act)、米国において連邦破産法第11条(Chapter 11)の適用を申請。今後、ヨーロッパでも同様の手続きを行う予定だが、アジア、カリブ海、ラテンアメリカの各地域およびNortel Government Solutionsは今回の措置の対象外だとしている。
Notelでは、世界的な金融危機の影響により財政が悪化したことを受け、取締役会の満場一致で今回の措置を決定したと説明。また、事業の継続には十分な資金を保有しているとして、今回の措置によりコストと負債を軽減し、事業の再編を進めていくとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www2.nortel.com/go/news_detail.jsp?cat_id=-8055&oid=100251345&locale=en-US
( 三柳英樹 )
2009/01/15 12:12
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