メッシュネットワークによる低価格なWi-Fiブロードバンドソリューションを提供する米Merakiと非営利団体のOne Economyは15日、低所得者層向けのブロードバンドサービスを米国内外で提供するために提携したと発表した。
Merakiは、メッシュネットワークを実現するためのハードウエアと、ネットワーク管理サービスを提供することによって、中規模から大規模のWi-Fiブロードバンドサービスを低コストで提供できる技術を保有する。
One Economyではこのメリットを生かし、低所得者層が多く住むコミュニティにブロードバンドサービスを提供するため、Merakiのソリューションを利用する。
One Economyは当面、米国内のアトランタ、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの諸都市からサービスを開始し、最終的には世界各地に展開したい考えだ。One Economy社は既に南アフリカ、トルコ、ヨルダンなどに拠点を持ち、アジアや欧州など4大陸で活動している。
この取組について、One EconomyのCEOであるRey Ramsey氏は、「毎日、我々はインターネットを使って、教育、仕事、移民、健康、その他の不可欠な差し迫った問題を調査するためにインターネットを使う。この新しい問題に取り組むために我々は、手頃なブロードバンド接続を最も必要とする人々に提供したい」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://meraki.com/press-releases/2009/01/14/meraki-and-one-economy-team-up-to-bring-broadband-access-to-more-than-100000-low-income-families-globally/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/01/16 11:43
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