データ復旧センターは21日、ファームウェアのバグが見つかったSeagate社製HDDの利用者にオンラインストレージ「Weback」を1カ月無料で提供すると発表した。利用するにはアカウント登録を行い、専用アプリケーションをダウンロードする。
米Seagate TechnologyのBarracuda 7200.11をはじめとする4つのHDD製品では、ファームウェアのバグによりデータにアクセスできなくなる可能性がある。データ復旧センターでは、Webackを1カ月間無料で提供するほか、今回の不具合に関する情報をサイト上で随時公開していく予定という。
Webackの保存容量は5GBで、専用アプリケーションへファイルをドラッグ&ドロップすることでアップロードできる。スケジュールを設定して自動バックアップを行うことも可能。アプリケーションの対応OSはWindows Vista/XP。XPでの利用には.NET Framework Version 2.0が必要。なお、有償利用の場合、料金は年額6300円。初回のみアカウント登録費用1980円がかかる。
【追記 2009/01/23 13:55】
ただし、今回の無償提供の利用者が、引き続き有償サービスを利用する場合は、アカウント登録済みという扱いになり、アカウント登録費用の1980円は不要。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.drivedata.jp/news/news4.html
関連記事:SeagateのBarracuda 7200.11などにアクセス不能になる不具合[PC Watch]
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0119/seagate.htm
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・ データ復旧センター、台風23号と新潟地震で壊れたハードディスクを無償復旧(2004/10/26)
( 野津 誠 )
2009/01/22 20:07
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