「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、楽天の三木谷浩史社長と楽天証券が発行元の新潮社と同社社長らに損害賠償を求めていた民事訴訟で東京地裁は26日、新潮社側に合計990万円の損害賠償を命じる判決を言い渡した。同日、楽天が明らかにした。
楽天が名誉毀損と主張していたのは、8月31日と9月28日に発売された週刊新潮の記事。記事では、楽天のTBS株取得に関するインサイダー取引疑惑や、総会屋への利益供与の疑いについて、東京地検特捜部が楽天の三木谷浩史社長と楽天証券の國重惇史社長(当時)を事情聴取しているなどと報じていた。
今回の判決について楽天では、「判決内容をよく検討して控訴するかどうか決めたい」とコメントしている。
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ニュースリリース
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2009/0126.html
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( 増田 覚 )
2009/01/26 20:01
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