米Microsoftは27日、Webコンテンツを仮想化技術により保護する「Web Sandbox」を、Apache License 2.0のもとでオープンソース化したことを発表した。
「Web Sandbox」は、信頼できないコードをブラウザ上で直接動作させるのではなく、仮想マシンの上で動作させることで、他の信頼できるコードとの間に区別を設け、ユーザーを守る働きを提供する技術。実験的技術を公開する「Live Labs」で既に公開されていたが、オープンライセンスによる公開を開始した。
Microsoftではオープンソース化により、開発者にWeb Sandboxのセキュリティ保護を破る試みを行ってもらい、技術をさらに安全なものにしたいとしている。
関連情報
■URL
Live Labs公式ブログの該当記事(英文)
http://livelabs.com/blog/web-sandbox-going-open-source/
Web Sandbox公式サイト(英文)
http://websandbox.livelabs.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/01/29 12:48
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