手嶋屋は27日、オープンソースのSNSエンジン「OpenPNE 3.0」を公開した。動作するサーバー環境はApache(mod_rewriteを使用可能)、PHP 5.2.3以降、MySQL 4.1以降を想定している。
「OpenPNE」は、手嶋屋が中心となって開発し、オープソースで公開されているSNSエンジン。バージョン3.0では「プラットフォーム化」をテーマとし、OpenPNE上で動作するアプリケーションの開発を容易にするなどの改良を行った。
新機能としては、国際化対応機能を備え、辞書ファイルの追加により多くの言語に対応できるようにした。OpenPNEプロジェクトでは、まず英語と中国語のファイルを作成する予定。
プラットフォーム化への取り組みでは、外部サービスをOpenPNEに取り込むことができる「OpenSocial API」に対応。さらに、OpenPNE上で動作するアプリケーション作成のための「OpenPNE Plugin API」、外部からOpenPNEを操作するための「OpenPNE Web API」を搭載した。
また、「OpenID」にも対応し、外部サービスとのID連携も実現。Yahoo!やmixiなどが発行するOpenIDを使ってログインできるようになるほか、外部サービスに対してOpenPNEのOpenIDを発行することもできる。このほか、複数の認証方式への対応やAjaxの採用など、さまざまな機能の追加を行っている。
関連情報
■URL
OpenPNE
http://www.openpne.jp/
ニュースリリース
http://www.openpne.jp/archives/1117/
( 三柳英樹 )
2009/01/29 13:12
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