NTTドコモは、第2世代(2G)通信方式の携帯電話サービス「mova(ムーバ)」と通信サービス「DoPa」を2012年3月31日に終了すると発表した。
「mova」は、第2世代のPDC方式を使って1993年より、「DoPa」は、1997年3月より提供されてきた。「mova」の新規受付は2008年11月30日で終了しており、2008年12月末時点での契約数は666万600件となっている。一方、DoPaも2008年9月30日に新規受付を終了している。
movaとDoPaで利用する周波数帯は、総務省が示した方針により、使用期限が2012年7月24日までとなっている。ドコモでは、同時期までにmovaが終了するとの見通しを示していたが、今回、具体的な時期が明らかにされた。ドコモと同じく、PDC方式が主力だったソフトバンクでは、2010年3月末に2Gサービスを終了する方針。
movaとDoPaの終了により、デュアルネットワークサービスやショートメールなども同日に終了することになった。なお、DoPa位置情報サービスや三者通話サービス、デュアルネットワークサービスなどは2009年3月31日をもって新規受付を終了する。
なお、movaからFOMAへの契約変更では、事務手数料が無料となっているほか、一部機種の価格を割り引くキャンペーンが実施されており、ドコモでは今後3年間かけて、既存のmova・DoPaユーザーがFOMAへ移行するよう、ダイレクトメールなどで案内していく。
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■URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/090130_00.html
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( 関口 聖 )
2009/01/30 20:44
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