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ドイツでは94%の企業がネットで求人、一方で従来型も利用


 ドイツの情報通信関連業界団体であるBITKOMは1月29日、同国の企業の実に94%がインターネットを介して求人を行っているとの調査結果を発表した。BITKOMが809社を対象に行った調査の結果、明らかになった。

 インターネットの利用形態としては、求人サイトを用いる形態と自社サイトを用いる形態があるが、求人サイトを利用する企業が59%と半数を超えており、自社サイトを利用する企業も51%と半数に達した。特定の求人を扱う専門サイトを利用する形態もあり、25%程度が利用。SNSを利用したサービスも利用されているが、これは18%程度にとどまったという。

 求人にインターネットを利用する企業が9割以上に達した一方で、新聞および専門雑誌などの従来型の求人広告も85%の企業が利用していることがわかった。新聞を利用している企業は67%とおよそ3分の2に達しており、専門雑誌も24%あった。16%は他の印刷媒体を利用しているとした。

 以上のように、どちらか一方というわけではなく、3媒体以上を利用する企業が62%に達しており、4媒体を利用する企業も20%あるなど、求人広告媒体が多様化したとの状況が浮き彫りになったかたちだ。


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URL
  ニュースリリース(独文)
  http://www.bitkom.org/57502_57497.aspx


( Gana Hiyoshi )
2009/02/02 15:20

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