NTTデータ三洋システムが運営するISP「SANNET」は2日、エリア全域でインターネットに接続できなくなる障害が発生したことを明らかにした。道路工事によって光ファイバが切断されてしまったことが原因。サービス全般に影響が出ており、現在もファイバの復旧工事を行っている。
滋賀県の彦根市と大津市間の道路工事で2日22時52分に光ファイバが切断され、SANNETの基幹ネットワーク(東京~大阪)2系統に障害が発生。同社のサービス全般に影響が出ており、東日本エリアは新規接続およびDNS参照が、西日本エリアはSANNETのホームページおよびメールサーバー以外の他プロバイダへの接続が行えなくなった。
3日10時20分には東日本エリアの接続、他プロバイダからSANNETのメールサーバーおよびホームページサーバーへの接続を仮復旧。3日10時50分には大阪府エリアの接続を仮復旧した。ただし、接続を仮復旧した地域の一部では現在も利用できない場合があるほか、一部閲覧できないサイトもあるとしている。
【追記 15:57】
同社によれば、3日15時10分にファイバを仮設したことにより、接続障害は復旧したとしている。
関連情報
■URL
障害のお詫びとご報告
http://www.sannet.ne.jp/trouble/20090203.html
( 増田 覚 )
2009/02/03 12:33
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