ニフティが運営する「@nifty」は、UQコミュニケーションズ(UQ Com)が発表したモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」にて、2009年夏を目安にMVMO方式でサービスを提供すると発表した。サービス利用料などは現在UQ Comと調整中だという。
「UQ WiMAX」は、UQ Comが2.5GHz帯を利用した下り最大40MbpsのWiMAXサービス(IEEE 802.16e)。サービス開始の2月6日時点では、JR東日本の山手線など首都圏の44駅を含む東京23区、神奈川県横浜市、川崎市の一部が提供エリアとなる。
@niftyでは、「UQ WiMAX」のサービスをMVNO方式で提供。UQ WiMAXが、2009年6月に東京23区外や名古屋、大阪地区まで提供エリアを拡大し2009年7月に商用化するタイミングで、@niftyでも商用サービスを開始予定だという。
サービス開始に先駆け、@nifty IDを持つユーザーを対象に、モニターによる試験サービスを3月下旬から開始する。モニター募集の詳細はWeb上で告知し、2月中旬に30名程度、3月以降に人数未定で募集を予定する。現在開設している告知ページでは、メールアドレスを登録することで詳細決定後にメールを通知するサービスを実施。なお、メール通知サービスの利用には@nifty IDとパスワード入力が必要となる。
モニターでは月額利用料および端末レンタル料は無料。試験サービスは2月26日から商用サービス開始前日までだが、端末台数の調整によりユーザーに端末が届く時期が3月下旬になるため、モニター利用の開始は3月下旬となる。
利用する通信端末はUQ Comから提供を受け、NECアクセステクニカ社製のUSB端末「UD01NA」、MODACOM社開発でシンセイコーポレーション製造のUSB端末「UD01SS」のどちらか1種類を提供する予定だという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.nifty.co.jp/cs/08shimo/detail/090202003458/1.htm
@nifty WiMAX試験サービス告知ページ
http://setsuzoku.nifty.com/wimax/
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・ UQ Com、「UQ WiMAX」を2月26日に23区と横浜・川崎で開始へ(2009/02/03)
( 村田奏子 )
2009/02/04 14:47
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