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「G DATA 2009」シリーズ発売へ、ネットブックでの利用アピール


 ジャングルは、セキュリティ対策ソフト「G DATA インターネットセキュリティ 2009」シリーズを2月19日に発売する。対応OSはWindows Vista/XP。オープン価格だが、市場推定価格は「G DATA インターネットセキュリティ 2009 1年版/1台用」が3980円から。1ライセンスの更新料金は年間2480円。

 「G DATA インターネットセキュリティ 2009」シリーズは、ドイツのG DATA Software AGが開発した製品。前バーション(2008)に比べ、最大5倍のスキャン高速化を行ったほか、ダブルスキャンエンジンを搭載し、ウイルス検出率99.9%(AV-Test)を誇るという。また、ネットブック/UMPCでも使いやすいようにUSBメモリ版を用意。USBブートによるスキャンも行える。このほか、すでにインストールされているセキュリティソフトを自動検出し、それをアンインストールする「自動アンインストール機能」などを追加した。


1年版/1台用のパッケージ USBメモリ版のパッケージ プラスの1年版/3台用のパッケージ

ウイルス検出率99.9%とスキャン速度をアピール

 ジャングルとG DATA Software日本法人は5日に記者発表会を開催し、新バージョンの製品概要と販売戦略などを説明した。冒頭、G DATA Software AGウイルス研究所のラルフ・ベンジュラー所長は、ビデオメッセージにおいて、「世界経済が不安定な今、世界のハッカーは日本をターゲットにしている」とコメント。高速インターネットが整備されていることやオンライン決済が普及していることが主な理由だ。

 G DATA Software日本法人のJag山本代表取締役社長は、製品説明とデモを行った。まず、G DATAの「ウイルス検出率99.9%」を強調。AV-Testによれば、日本で一番売れているA社の検出率は97.46%だった。テストでは100万種類のウイルスを使用するが、100万のうち97.46%を検出しているということは、2万5400個を取り逃がしていることになると説明。また、AV-Testの月次データを紹介し、G DATAは13カ月連続で唯一99%の検出率を記録したとアピールした。


セキュリティ対策ソフト売り上げトップ3のウイルス検出率 検出率評価の月次データ 新種ウイルスへの対応

 また、「2008年版のとき、検出率は高くてもスキャンが遅い、との声が多かった」とし、検出エンジンを改良した。具体的には、マルチコアCPUに対応したパラレルスキャン機能やファイアウォールの高速化、変化のないファイルのスキャンをスキップするフィンガープリンティング機能を搭載。1秒間にスキャンするデータ量を数社で比較したところ、日本で最も売れているA社は1〜2回目ともに18.1MBだったが、G DATAは1回目10.6MB、2回目27.1MBだった。「1回目のスキャンは1度しか実行しないため、年間を通してだと最速になる」。


製品別に1秒間のスキャンデータ量を比較 脅威に対する各社の対応 各社の技術を搭載するG DATAの対応

 ネットブック/UMPCのセキュリティについては、「出荷時にセキュリティソフト(体験版など)が入っていない」「光学ドライブがないためインストールが面倒」「セキュリティソフト導入前にダウンロード購入(ネット接続)は危険」などを指摘。そこでG DATAでは、USBメモリ版を用意した。容量は2GB。「他社は1GBのメモリで販売しているが、1GBでは他にデータを入れた場合すぐいっぱいになってしまい、セットアップデータを消すユーザーもいる」。加えて、USBメモリからのウイルス感染を阻止するため、PCとUSB間のデータ移動を監視する。さらに、USBメモリ内にLinuxを搭載。USBブートが可能で、PCにソフトをインストールしなくても、スキャンを実行できる。なお、CD-ROM版ではCDブートが可能だ。


主な機能 メイン画面 スケジュール設定の画面

ウイルス入りのUSBメモリをPCに挿入した際の警告表示 USBブートの画面 Linuxでの画面

性能重視&低価格を望むユーザーがターゲット

ターゲット層とアピールポイント

2011年までの売上目標
 ジャングルの神垣卓矢氏(営業部ソフトウェア事業部部長代理)は、セキュリティ市場の動向と販売戦略について説明した。

 ジャングルがG DATA Softwareと協業した理由については、「ヨーロッパやドイツで知名度の高いG DATA社は、日本市場の強化を掲げていること、またジャングルは、セキュリティ市場への取り組み強化を考えていたことから、両社の意向が合致した」と話す。

 「G DATA インターネットセキュリティ 2009」シリーズのターゲットは、「性能重視かつ低価格を望むユーザー」とのことで、「ウイルス検出率99.9%」をアピールしていくという。また、ネットブック/UMPC市場への展開を強化するほか、オンラインゲーマーへも訴求する。

 ラインナップおよび市場推定価格は、「G DATA インターネットセキュリティ 2009 1年版/1台用」が3980円、「同 1年版/3台用」が4480円、「同 1年版/3台用 USBメモリ版」が4980円、「同 3年版/3台用」が1万1000円。ライセンス更新料は、1台用が年間2480円、3台用が年間3280円。加えて、PC最適化機能やデータバックアップ機能を追加した「G DATA インターネットセキュリティ プラス 2009 1年版/3台用」も用意。市場推定価格は6980円で、更新料は年間4480円。このほか、パッケージ製品購入後にユーザー登録をすれば、更新期間が6カ月延長されるキャンペーンを実施する。期間は2月19日から5月31日まで。ジャングルでは、初年度販売本数10万本を見込む。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.junglejapan.com/release/2009/0205/

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( 野津 誠 )
2009/02/05 20:44

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