アドビシステムズは24日、Flash Playerに発見された脆弱性を修正した新バージョン「Flash Player 10.0.22.87」を公開した。
アドビが公開したセキュリティアドバイザリーによると、脆弱性はFlash Playerのバージョン10.0.12.36以前(Linux版では10.0.15.3以前)に存在する。ユーザーが悪意のあるSWFファイルを閲覧した場合、システムが外部から制御される恐れのある、危険度の高い脆弱性とされている。
アドビでは、脆弱性を修正したFlash Playerのバージョン10.0.22.87を公開。また、Flash Player 9についても、脆弱性を修正したバージョン9.0.159.0を公開し、ユーザーに対してアップデートを呼びかけている。
関連情報
■URL
Flash Playerダウンロードセンター
http://www.adobe.com/go/getflash
Flash Playerのバージョンテスト
http://www.adobe.com/jp/support/flashplayer/ts/documents/tn_15507.htm
アドビによるセキュリティアドバイザリー(英文)
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-01.html
JPCERT/CCによる脆弱性情報
http://www.jpcert.or.jp/at/2009/at090004.txt
( 三柳英樹 )
2009/02/25 14:42
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