社団法人日本レコード協会(RIAJ)は、協会に加盟する全54社集計による2008年第4四半期(10月~12月)および2008年累計の有料音楽配信売上実績を発表した。
2008年第4四半期のダウンロード数は、前年同期比103%の1億2129万ダウンロードで、金額にすると同116%の233億6000万円となった。引き続き伸長しているという。
内訳はインターネット配信の金額が前年同期比142%の24億900万円、携帯電話向け配信の金額が同114%の205億5700万円、サブスクリプションなどその他サービスは3億9400万円。
2008年の累計では、ダウンロード数が前年比103%の4億7919万ダウンロード、金額で前年比120%の905億4700万円となった。RIAJによれば、「有料音楽配信が本格的に立ち上がった2005年以降、4年連続で前年を上回っている」としている。
内訳は、インターネット配信が前年比152%の90億1500万円、携帯電話向け配信が同117%の798億5400万円、サブスクリプションなどその他サービスが同108%の16億7900万円となっている。
なお、2008年の音楽ソフト生産実績金額は、対前年比92%の3617億7500万円で、今回の有料音楽配信売上実績との合計は4523億2200万円となる。前年比97%となり、2007年の4666億円を若干下回る結果となった。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.riaj.or.jp/release/2009/pr090225_2.html
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( 野津 誠 )
2009/02/25 19:52
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