世界最大級のIT通信技術の総合展示会「CeBIT 2009」が、独ハノーバーで3日から6日間の予定で開催される。開幕に先立つ2月27日には、CeBIT初の「パートナー州」として選ばれた米カリフォルニア州の知事であるアーノルド・シュワルツェネッガー氏が挨拶に立った。カリフォルニア州からはCeBITに51社が参加しており、さらに州自体もパートナーとして参加することとなった。
CeBITなどの総合展示会は、インターネットの発達によってその存在意義の低下が叫ばれており、存在感の向上のため今回の「パートナー州」のような様々な方策を講じている。CeBITでは、見本市の展示部門として「Web社会(webciety)」といった部門を増設強化するなど、ネット部門の強化を図ることでプレゼンスの低下を防止している。
CeBITは、2008年には77カ国から5900社の出展があり、96カ国から49万5000人の来場者を集めた。2009年は出展企業の数が1割程度減少するとみられており、苦戦を強いられている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.cebit.de/7514?pm=cb09-156-e
( Gana Hiyoshi )
2009/03/02 11:40
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