ネットレイティングスは2日、2008年の年間バナー広告出稿ランキングを公表した。ニールセン・オンラインが提供するオンライン広告統計データ「AdRelevance Expenditure」を「インターネット広告2008」としてまとめた。
それによると、露出回数(アド・インプレッション)が最も多かったのは、化粧品通販のディーエイチシーで287億回。以下トップ5には、みずほ銀行が130億回、アイケイコーポレーションが126億回、カービューが123億回、リクルートが109億回でランクイン。「いいえ、ケフィアです。」のキャッチコピーでおなじみのやずやは91億回で7位だった。
一方、広告枠ごとに正規料金単価をかけて算出した推計広告費用ランキングでは、ソフトバンクモバイルが32億円でトップ。以下、リクルートが24億円、富士通が21億円、マイクロソフトが20億円と続いた。やずやは10億円で19位だった。
自動車メーカーではトヨタ自動車(5位)、日産自動車(6位)、本田技研工業(9位)がベスト10入りしたほか、PC関連メーカーでは日本ヒューレット・パッカード(7位)、日本アイ・ビー・エム(11位)、デル(12位)などが上位にランクインした。
このほか、サントリー(23位)や日本コカコーラ(25位)なども上位に並び、ナショナルクライアントと呼ばれる大企業のバナー広告活用が定着していることがうかがえるとしている。
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バナー広告インプレッションおよび広告出稿金額ランキング(2008年1月~12月の累計)
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/New_news/News03022009.htm
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( 増田 覚 )
2009/03/02 13:09
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