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「Settings」画面の「Filters」タブで、フィルタールールのインポート/エクスポートが行える
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米Googleは4日、Webメールサービス「Gmail」の実験的技術を公開している「Gmail Labs」にて、メールのフィルタールールをインポート/エクスポートする機能を新たに公開したと発表した。
この機能を利用するには、Gmailの言語設定を英語に切り換えてGmail Labsを利用できるようにした上で、「Filter import/export」機能を有効にする必要がある。すると、「Settings」画面の「Filters」タブで、すべてのフィルターあるいは一部のフィルタールールをXMLファイルとしてエクスポートしたり、保存してあるフィルタールールをインポートできるようになる。
この機能はさまざまな用途で利用できそうだ。例えば、Gmailのメールをバックアップしている場合などに、フィルタールールまでもバックアップできるようになる。有用なフィルタールールを他のユーザーと共有することも考えられる。これは同じ学校や職場などで似たようなメールを扱う場合に便利かもしれない。
また、一時的に一部のフィルターを無効にしたい場合、それらのフィルターをエクスポートしてから削除すれば、再び必要になった時に再インポートすればよい。
さらにXMLを編集できるユーザーであれば、エクスポートしたXMLファイルを直接編集してから再インポートすることで、フィルターを追加・編集できるようになるとしている。
関連情報
■URL
Gmail公式ブログの該当記事(英文)
http://gmailblog.blogspot.com/2009/03/new-in-labs-filter-importexport.html
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・ Google、Gmailで複数の受信トレイを同時に表示できるラボ機能(2009/02/06)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/03/05 12:37
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