照明光で4Mbpsの通信、IrDA拡張の可視光通信が標準規格化

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照明光で4Mbpsの通信、IrDA拡張の可視光通信が標準規格化

　可視光通信コンソーシアム（VLCC）は6日、赤外線データ協会（IrDA）と2008年9月に締結した共同開発協定に基づき、IrDA通信方式とのデータフォーマット互換のある「可視光通信標準規格」1.0版の規格化を2月28日に完了したと発表した。

　可視光通信とは、人間の目に見える光（可視光）を利用して通信を行う技術。新規格は、現在のIrDAの通信波長を可視光領域に拡張した方式。これにより、携帯電話の赤外線ポートに可視光拡張を行うだけで、4Mbpsの照明光通信による放送型のコンテンツ配信が可能になるという。

　VLCCとIrDAでは、共同ワーキンググループの活動を通じて、VLCC対応の照明器具、IrDAとVLCCに両対応のモバイルデバイス向けトランシーバモジュールの市場導入と普及に努めるとしている。

関連情報

■URL
　可視光通信コンソーシアム
　 http://www.vlcc.net/

■関連記事
・可視光通信コンソーシアム、標準化に向けた活動を開始（2008/10/24）

（三柳英樹）
2009/03/06 19:02

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