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Windows 7ではIEなどの各種機能が、ユーザーの設定でオン/オフできるようになる
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米Microsoftは6日、次期OS「Windows 7」において、Internet Explorer(IE)やWindows Media Playerなどの機能を無効化できるようにすることを、Windows 7の公式ブログで明らかにした。
Windowsの機能の一部を無効化する仕組みはWindows Vistaにも備わっており、コントロールパネルの「プログラムと機能」から「Windowsの機能の有効化または無効化」を選ぶことで、Webサーバー機能のIIS(Internet Information Services)や.NET Frameworkなどの機能をオンまたはオフにできる。
Windows 7では、この機能の範囲をさらに拡大。IE8やWindows Media Playerのほか、Windows Media Center、Windows DVD Maker、Windows Search、手書き認識機能、Windows Gadgetプラットフォーム、FAXとスキャン、XPS Viewrおよびサービスについても、機能のオン/オフが可能になる。
各機能をオフにすると、関連するファイルがOSによって読み込まれなくなり、機能が使用できなくなる。ファイル自体はディスク内に残っているため、機能をオンにすれば再び使用できるようになり、その際にインストールDVDなどを要求されることはないという。
関連情報
■URL
公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/e7/archive/2009/03/06/beta-to-rc-changes-turning-windows-features-on-or-off.aspx
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( 三柳英樹 )
2009/03/09 15:12
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