NTT東日本は、26GHz帯の無線周波数を利用した「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」について、新規申し込み受付を3月10日に終了する。既存ユーザーは、継続してサービスを利用できる。
「Bフレッツ ワイヤレスアクセスタイプ」は、加入者光ファイバと26GHz帯の無線周波数を組み合わせた「加入者無線アクセス(FWA)システム」を用いたインターネット接続サービス。2002年4月に「Bフレッツ FWAタイプ」として提供を開始し、翌年10月に現在のサービス名称に変更した。
NTT東日本では、同サービスを「Bフレッツ マンションタイプ」の提供が困難なビル・マンションの利用者向けに提供していた。しかし現在、技術の進歩によって「フレッツ 光ネクスト マンションタイプ 光配線方式」など、安価で高速なサービスの提供が可能になったことから、新規申し込み受付の終了を決定した。
既存の利用者は、3月10日以降も継続して利用が可能。NTT東日本によれば、2009年2月末時点の利用者数は135契約になるという。
なお、NTT西日本でも同様のサービスを「Bフレッツ ワイヤレスタイプ」として提供しているが、現時点で新規申し込み受付やサービスの終了予定はないとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0903/090309a.html
関連記事:NTT東日本、Bフレッツに無線接続を利用した「FWAタイプ」を追加
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/0624/fwa.htm
( 村松健至 )
2009/03/09 16:14
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