米Twitterは6日、約750個のユーザーパスワードが破られ、外部のWebカメラサイトへのリンクの投稿に利用されたことを明らかにした。Twitterでは当該のパスワードをリセットするとともに、投稿を削除。原因について調査を行っている。
米Trend Microによれば、この攻撃により投稿されたメッセージは「23歳女性です。私のWebカメラでチャットしましょう」といった内容とともに、ポルノサイトへのリンクが記載されているもの。リンク先のサイトはユーザーからクレジットカード情報を収集するのが目的と見られ、サイトには難読化されたJavaScriptによる広告表示などもあり、興味本位でもアクセスしないように警告している。
Trend Microでも、Twitterに対してどのような攻撃が行われたかは不明だとしているが、Twitterのユーザーは関連サービスを提供する第三者のサイトにTwitterのユーザー名とパスワードを入力するなどしており、サイバー犯罪の機会は多いと指摘している。また、Facebookも約1カ月前に、似たような攻撃を受けていると指摘している。
関連情報
■URL
Twitter公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.twitter.com/2009/03/safekeeping-twitter-accounts.html
Trend Microブログの該当記事(英文)
http://countermeasures.trendmicro.eu/?p=47
( 三柳英樹 )
2009/03/09 20:44
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