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「Microsoft Online Services」日本語ベータ開始

企業向けソフトの機能をSaaS型で提供

Microsoft Online Services
 マイクロソフトは10日、企業向けソフトウェアの機能をネットワーク経由でサービスとして提供する「Microsoft Online Services」の日本語版ベータの提供を開始した。4月に予定している正式サービス開始後30日間まで、最大20ユーザーまで無償で利用できる。

 「Microsoft Online Services」は、メールサーバーソフト「Exchange Server」などが提供する機能を、ネットワーク経由のオンラインサービスとして提供するSaaS型のサービス。

 今回開始した日本語版ベータサービスでは、メールや予定表などの機能を提供する「Exchange Online」、ファイル共有や掲示板などの情報共有機能を提供する「Office SharePoint Online」、インスタントメッセージや在籍確認などの機能を提供する「Office Communications Online」、Web会議やアプリケーション機能などの機能を提供する「Office Live Meeting」を提供。これら4つのサービスを単体で提供するほか、4つのサービスの統合版を「Business Productivity Online Suite(BPOS)」として提供する。

 また、「Exchange Online」と「Office SharePoint Online」については、Webブラウザからのアクセスのみに限定した「Deskless Worker」も提供する。

 日本語版サービスは4月に正式提供の予定で、提供価格は現時点では確定していない。米国での提供価格は、統合版の「BPOS」が月額15ドル、「Exchange Online」が月額10ドル、「Office SharePoint Online」が月額7.25ドル、「Office Communications Online」が月額2.50ドル、「Office Live Meeting」が月額4.50ドルなど(いずれも1ユーザーあたりの価格)。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3649
  Microsoft Online Services
  http://www.microsoft.com/japan/online/


( 三柳英樹 )
2009/03/10 16:39

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