フリービットは11日、デジタル家電をサーバーとして利用できるようにするアプリケーション「ServersMan mini」を発表した。
「ServersMan mini」ではデジタル家電のストレージエリア(内部/外部メモリ)に約3MBのプログラムをインストールする。その上でデジタル家電をPCにUSB経由で接続すると、「ServersMan mini」が起動し、デジタル家電がサーバーとして利用できるようになる仕組み。現時点では、Windows XPのみをサポートする予定。
例えば、デジカメやビデオカメラなどは、PCにUSB接続することでサーバーとして起動し、“放送局”のように画像や動画を公開できる。サーバーには「 http://servermans.net/ 」以降に任意の文字列を追加してURLを設定する。なお、公開する際には、フリービットが開発したVPN技術「Emotion Link」によりSSLで通信が暗号化される。
フリービットでは、あらゆる機器をサーバー化する製品として「ServersMan」シリーズを展開。2月にはiPhoneをサーバー化する「ServersMan@iPhone」の提供を開始している。「ServersMan mini」は、「ServersMan」シリーズのサブセットとしてデジタル家電向けに展開する予定だ。
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利用イメージ
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■URL
ニュースリリース
http://www.freebit.com/press/pr2009/20090311.html
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・ フリービット、iPhoneをサーバー化するアプリ「ServersMan@iPhone」(2009/02/04)
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( 増田 覚 )
2009/03/11 13:41
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