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定額給付金の用途
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株式会社ピーネストは11日、女子中高生を対象に行った「定額給付金に関する緊急意識調査」の結果を公表した。
ピーネストが運営する携帯電話向けのホームページ作成サービス「@peps!」「Chip!!」を利用する女子中高生を対象に携帯サイト上でアンケートを実施。期間は3月6日から7日で、2002人から有効回答を得た。
調査結果によれば、定額給付金が自分たちにも給付されることを「知っていた」中学生は80.6%、高校生は84.2%だった。もらえる金額については、「知っている」が中学生で69.4%、高校生で73.1%だった。
定額給付金の用途については、中高生とも「親にあげる・とられる」が最も多く、中学生で24.8%、高校生で26.0%だった。定額給付金が日本経済を豊かにすると思うか尋ねたところ、「あまりそう思わない」(中学生42.8%、高校生38.5%)がトップだった。
政府が定額給付金に使う予算は、経済活性化のため他のことに使うべきか尋ねたところ、「とてもそう思う」「そう思う」と答えた中学生、高校生の割合がともに53.1%だった。ピーネストでは、「定額給付金に対し、『国から貰えるおこづかい』といった短絡的な考えよりも、現実を見据えたシビアな意見が多くあることがわかった。女子中高生たちも、今のこの不景気な状況を肌で感じ、今後の将来に不安を感じていることがわかる」と分析している。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.p-nest.com/research/rst.php?seq=1114
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( 野津 誠 )
2009/03/11 15:42
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