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CD購入のきっかけは「テレビ」が多数、若年層では「YouTube」も


 日本レコード協会は12日、2008年度の「音楽メディアユーザー実態調査」の結果を公表した。

 調査は2008年10月に行われたもので、東京30km圏の12歳〜69歳の男女(小学生は除く)を対象として、質問紙による面接留置き自記入式のアンケートを実施。中学生、高校生、大学・専門学校生、20代、30代、40代、50代、60代の各年齢層について男女75人ずつ、合計1200人の回答を得た。また、全体の集計では、実際の人口構成比に合わせるために係数をかけるウェイトバック集計を行っている。

 過去半年間にCD(レコード)店に訪問した経験があるかという質問に対しては、全体の61.6%が「ある」と回答。2007年の64.4%からやや減少した。訪問率は、男性が59.0%、女性が64.3%で、女性の方が高い。また、年齢層別では、男女とも高校生(男性80.3%、女性85.4%)が最も割合が高い。

 回答者全体の過去半年間のCD購入率は40.6%、平均枚数は6.21枚で、前年とほぼ同様。購入率も男性(37.4%)よりも女性(44.0%)の方が高く、年齢層では男女とも高校生(男性49.1%、女性57.3%)が最も高い。

 CD購入のきっかけとなったものについては、「テレビ番組」が59.3%、「テレビCM(楽曲のCM)」が52.6%など、テレビの割合がどの年代層でも高い。また、30代男性では「FMラジオ」がきっかけとする回答が52.2%に上るなど、30代以上の男性ではラジオの割合も高い。

 また、中学生から20代にかけては、CD購入のきっかけとして「アーティストの公式サイト」「着うた・着うたフル」「YouTube」など、インターネット関連のサイトやサービスを挙げる割合が高い。男子大学・専門学校生では、CD購入のきっかけとして「YouTube」を挙げた回答が32.1%、「YouTube以外の無料動画配信サイト」も28.8%に達している。女子高校生では、41.2%が「アーティストの公式サイト(ブログ以外)」、33.2%が「着うた・着うたフル」を購入のきっかけとして挙げている。


着うたフルの拡大傾向は軟化、高校生は無料サイトからのダウンロードが多数

 有料音楽配信サービスの過去半年間の利用率は6.4%、過去半年間に限らない利用経験率は12.1%で、年々増加傾向にある。利用の中心となっているのは20代(男性19.8%、女性16.0%)で、女子高校生(18.2%)の利用率も高い。

 有料音楽配信サービスを「利用しない理由」としては、「購入したCDで音楽を聴くほうが良いから」が35.7%で最も高いが、昨年と比べると8ポイント減少している。一方、「レンタルCDで音楽を聴くほうが良いから」は26.2%で、昨年から3ポイント増加した。

 着メロや着うたのダウンロード経験率は、「着メロ」が25.5%、「着うた」が25.9%、「着うたフル」が18.2%。これまで増加してきた着うたフルの利用率が2ポイント増にとどまり、利用者拡大傾向は落ち着きつつあると分析している。

 過去半年間の着うたフルのダウンロード曲数は平均15.3曲(前年比1.0曲増)、保存曲数は平均20.6曲(同0.8曲増)。また、携帯電話に保存している着うたフルについて、入手先別に曲数を尋ねた質問では、「無料サイトからのダウンロード」が平均14.9曲、「有料サイトからのダウンロード」が平均8.5曲となり、特に高校生(男子平均55.8曲、女子平均30.1曲)では無料サイトからのダウンロード楽曲が非常に多い結果となった。

 デジタル携帯オーディオプレーヤーの利用経験率は31.4%で、前年から4.7ポイント増加。男女別では、男性が34.6%、女性が28.2%。年齢別では、男女とも大学・専門学校生(男性66.8%、女性65.5%)の利用経験率が高く、男性では中学生から40代まで、女性では中学生から20代までにかけて利用経験率が高い。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.riaj.or.jp/release/2009/pr090312_2.html


( 三柳英樹 )
2009/03/12 21:18

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