米国の一般消費者が最も反応する広告の種類は「記事広告」であり、最も人気がないのは「ポップアップ広告」であるとの調査結果が16日に発表された。
これは、記事広告ネットワークを展開する米ARAnetが発表したものだ。調査はインターネット上で18歳以上の男女1074人を対象に3月9日から10日まで行われた。
それによると、広告を読んで反応を示す可能性が「非常にある」あるいは「恐らくある」との回答の割合は、ブランド情報を含む記事広告が51%、メール広告が47%、サーチエンジンのスポンサードリンクが39%、バナー広告が25%、ポップアップ広告が13%だった。
記事広告を読んだことでその商品やサービスを検索する可能性があると回答したのは、18~24歳で69%、年収7万5000ドル以上の世帯で57%に上った。それに対してポップアップ広告の不人気ぶりは顕著で、年齢、人種、収入、性別、地域、世帯人数、子供の有無にかかわらず全セグメントで不人気が目立った。
ARAnetのScott Severson社長は、「我々がこのデータを解釈するに、バナー広告など他の選択肢と比較した場合、人々は記事を読み、評価することができるとより良い反応を示し、それからさらに情報を求めてクリックするということだ」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文、PDF)
http://aranetonline.com/Docs/OnlineAdvertisingSurveyResults031609.pdf
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/03/17 13:31
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