コージェンメディアは17日、迷惑メール対策プラグイン「さよなら迷惑メール」がメールソフト「Thunderbird 2.0」に正式対応したと発表した。対応OSはWindows Vista/XP。30日間の試用期間中有料の「プロ版」が無料で利用可能。試用期間終了後は、一部の機能が制限される無料の「スタンダード版」を継続利用できる。
「さよなら迷惑メール」は、デンマークのSPAMfighterが開発したプラグイン。世界のユーザーが作成したブラックリストで迷惑メールを振り分ける。ユーザーは、ツールバーに設置される「ブロック」ボタンを通じて迷惑メールを報告すると、その情報がブラックリストとして世界中で共有される仕組み。コージェンメディアによれば、世界のユーザー数は530万人、日本では5万5000人。
30日間の試用期間終了後は、自動的に「スタンダード版」となる。「スタンダード版」では、特定の言語のメールを迷惑メールとして判定するフィルタリング機能が使えなくなるほか、ホワイトリスト/ブラックリストに追加できるメールアドレス/ドメイン数が最大100件までに制限される。また、ツールバー上に広告が表示される。これらの機能制限がない「プロ版」は、ライセンス期間が1年間で3150円、2年間で5250円、3年間で6930円。
「さよなら迷惑メール」はこれまで、「Outlook Express」「MS Office Outlook」「Windows メール」に対応していた。
関連情報
■URL
さよなら迷惑メール
http://www.sayonaramail.com/
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( 増田 覚 )
2009/03/18 12:44
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