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Internet Explorer 8
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「Internet Explorer 8(IE8)」正式版のダウンロード提供が、日本時間3月20日午前1時過ぎに開始された。対応OSはWindows Vista/XPおよびWindows Server 2008/2003。日本語を含む25言語版が、マイクロソフトのサイトからダウンロードできる。
IE8は、処理速度の高速化や安定性の向上、Web標準技術への準拠などを掲げ、開発が進められてきたIEの最新バージョン。2009年1月にリリース候補版(RC版)が公開され、最終テストが行われてきたが、今回正式版となった。
IE8では、ページの表示やJavaScriptの実行速度などを高速化。新機能としては、アドレスバーから履歴やお気に入りの検索も可能となる「スマートアドレスバー」や、開いているタブの関係を色分けで表示する「タブグループ」、マウスで指定したキーワードから簡単に検索が行える「アクセラレータ」、ページの一部を切り取って保存できる「Webスライス」などが追加された。
また、プライバシー保護機能として、履歴やCookieを一時的に保存せずにブラウザを利用できる「InPrivateブラウジング」や、ユーザートラッキング用のJavaScriptなどを防止できる「InPrivateフィルター」機能を搭載。セキュリティ面でも、フィッシング詐欺サイトやマルウェア配布サイトをブロックする「SmartScreenフィルター」、クロスサイトスクリプティング攻撃(XSS)対策用のフィルター、「クリックジャッキング」攻撃への対応機能などを搭載している。
関連情報
■URL
Internet Explorer 8
http://www.microsoft.com/japan/ie8
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2009/mar09/03-18IE8AvailablePR.mspx
( 三柳英樹 )
2009/03/20 01:43
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