トレンドマイクロは24日、「情報セキュリティ意識」に関する調査結果を公表した。調査では、社会人(20歳以上の正社員)と新社会人(2009年4月1日に就職予定の20歳以上)を対象にオンラインアンケートを実施。1031人(社会人721人、新社会人310人)から回答を得た。
登場する知人・友人の氏名や勤務先が匿名であれば、会社での出来事をブログなどに書き込むことを「許せる」「やや許せる」としたのは、社会人で60.7%、新社会人で67.7%だった。ただし、自分の許可無く仕事上での自分の言動をブログなどに書き込んだ場合は、社会人の68.8%%、新社会人の62.9%が「許せない」と回答した。
ウイルス感染による情報漏洩などの情報セキュリティトラブルを仕事中に引き起こした場合、想定される処分について尋ねたところ、新社会人では、「人事評価が下がる(減給や降格などの処罰)」54.1%、「解雇、退職勧告」27.1%が多かった。一方、社会人では、「人事評価が下がる」40.8%、「注意を受ける(人事評価などには影響はなし)」37.0%の回答が多く、新社会人に比べて情報漏洩に対する危機意識が低いことがわかった。
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■URL
ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20090323062027.html
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( 野津 誠 )
2009/03/24 15:17
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