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世界的文化遺産を公開する「World Digital Library」4月21日開設


「World Digital Library」のサイト(現在は、プロジェクトの概要紹介)
 国際連合教育科学文化機関(UNESCO)は3月31日、世界の文化的遺産をインターネット上に公開するサイト「World Digital Library」を4月21日に開設すると発表した。UNESCOや米国議会図書館を含む32の機関と共同で設立する。希少本、地図、手書き原稿、映画、音源、印刷物、写真などを無料で公開する予定だ。

 対応する言語は、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、アラビア語の7カ国語だが、コンテンツにはさらに多くの言語のものが含まれる。それぞれのアイテムに関する説明のほかに、厳選されたアイテムについては専門家が動画で説明も加えることになっている。

 「World Digital Library」は、米国議会図書館のチームにより開発され、エジプトアレクサンドリア図書館による技術的支援も受けている。コンテンツを提供している国としては、日本、ブラジル、エジプト、中国、フランス、イラク、イスラエル、マリ、メキシコ、モロッコ、オランダ、カタール、ロシア、サウジアラビア、セルビア、スロバキア、スウェーデン、ウガンダ、英国、米国が含まれている。日本からは国会図書館の保有する「百万塔陀羅尼(ひゃくまんとうだらに)」が出品される。これは764年に作成された印刷物で、制作年代が明確な世界最古の印刷物とされる。

 4月21日には、パリにあるUNESCO本部で記者会見が開かれ、その後、一般公開される予定だ。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=44958&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html
  World Digital Library
  http://www.worlddigitallibrary.org/

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/04/01 14:00

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