アイ・オー・データ機器は1日、「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」(青少年ネット規制法)が同日施行されたことを受け、ネットスターとの協業により、フィルタリング機能を搭載するネットワーク周辺機器の開発・販売を行う方針を示した。これまで同社はフィルタリング機能を搭載する機器は開発していなかった。なお、ネットワーク周辺機器の詳細は未定としている。ネットスターは、URLフィルタリングエンジン技術の開発などを手がける。
青少年ネット規制法の施行にあわせて、フィルタリングソフト「ぱそこんキッズサーフィン」シリーズの価格改定も実施。ICカードリーダーライターを同梱するフィルタリングキット「USB2-NFC/KID」を5565円から4410円に値下げした。同製品は、付属のICカードをかざすだけでフィルタリングのオン/オフが切り替えられる。フィルタリングソフト単品についても、パッケージ版「NFC-KID」を4179円から3129円、ダウンロード版「NFC-KID(ESD)」を3129円から2079円に値下げした。
アイ・オー・データ機器ではこのほか、同社のサイトなどを通じてフィルタリングの必要性の啓発を行うとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2009/04/nfckid.htm
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( 増田 覚 )
2009/04/01 19:29
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