米非営利消費者保護団体のStopBadware.orgは3日、「RealPlayer」に対するバッドウェア認定を解除したと発表した。
StopBadware.orgでは2008年2月に、RealNetworksの「RealPlayer 10.5」と「RealPlayer 11」をバッドウェアとして認定していた。「RealPlayer 10.5」については、インストール時に実質的にはポップアップ広告を表示させるアドウェアを「メッセージセンター」の名称でインストールしていたことが原因とされた。また、「RealPlayer 11」については、インストール時にユーザーに通知せず「Rhapsody Player Engine」をインストールしていたことが原因とされていた。
これらの問題について、StopBadware.orgではRealNetworksに対して、「RealPlayer 10.5」についてはエンドユーザーライセンス合意書にメッセージセンターの広告手法について明記すること、「RealPlayer 11」については「Rhapsody Player Engine」のアンインストール方法を用意することなどを求めていた。
今回、StopBadware.orgでは、RealPlayerの新バージョンがこれらの問題を解決しているとして、RealPlayerのバットウェア認定を解除。同時に、過去の警告をアーカイブとして保存したとしている。
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■URL
StopBadware公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.stopbadware.org/2009/04/03/realplayer-redeemed
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・ 米消費者団体がRealPlayerを「バッドウェア」と認定(2008/02/01)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/04/06 12:03
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