PC通販ショップ「GENO」のサイトが改ざんされ、サイトを閲覧した場合にウイルス感染の危険がある状態になっていたという情報が、ネット上の掲示板などで話題になっているほか、弊誌にもメールで情報が寄せられている。現在、「GENO」のサイトは「臨時サーバーメンテナンス中」という形で通販業務を停止している。
ネット上で話題になっている内容などを総合すると、4月4日ごろにGENOのサイトが改ざんされ、Flash PlayerやAdobe Readerの脆弱性を悪用して、ユーザーPCにウイルスを感染させようとする状態になっていたと見られる。
GENOに確認したところ、「サイトにアクセスした際に、勝手に海外のサイトに接続される」といった問い合わせが多数寄せられたため、7日に「サーバーメンテナンス中」という形で通販サービスを停止。現在システム会社にサーバーの検査を依頼しているが、検査結果が帰ってきていないため、ページの改ざんやウイルス感染の危険性などについては、現時点では確認できていないという。GENOでは、検査が完了次第、詳細を報告したいとしている。
( 三柳英樹 )
2009/04/07 15:59
- ページの先頭へ-
|