ミクシィは8日、SNS「mixi」内で独自アプリケーションを公開・提供できる「mixiアプリ」について、個人でも開発が可能となる「mixiアプリ」オープンベータ版を公開した。
mixiアプリは、mixiのプロフィールやマイミクシィなどのソーシャルグラフ情報を利用して、mixi内に独自のアプリケーションを開発し、公開できる仕組み。2008年12月に法人パートナー向けに公開され、約300社が開発を開始しているが、今回のオープンベータ版の公開により、個人でもアプリケーションプロバイダーとして技術仕様と実行環境を利用し、mixiアプリを開発することが可能となった。
mixiアプリ向けAPIとしては、ソーシャルグラフやプロフィール情報の「Person & Friends API」、コミュニティ情報の「Community API」、マイミクシィ更新情報の「Activities API」、データ永続化の「Persistence API」、外部Webサービス連携「gadgets. io API」が用意されており、各APIはOpenSocialに準拠している。
ミクシィでは、「mixiアプリ」オープンベータ版の公開に合わせて、4月23日には「mixiアプリ カンファレンス 2009」を開催。mixiアプリのサービス概要、ビジネス展開のほか、アプリケーションプロバイダーを資金面で支援する「mixiファンド」について説明するとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://mixi.co.jp/press_09/0408_1.html
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( 三柳英樹 )
2009/04/08 16:53
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