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悪質なExcelファイルに描かれた熊本市の地図(F-Secureのブログより転載)
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フィンランドのF-Secureは7日、悪質なExcelファイルを使う新たな標的型攻撃を確認したことを明らかにした。Excelファイルには熊本市の地図が描かれており、開くとExcelの脆弱性を突く攻撃コードを実行、攻撃者が遠隔からPCを操作するためのバックドアを生成する。
バックドアとの通信に用いられているドメインは2つ。このうち1つは2006年までに登録されたもので、2007年9月には悪質なWordファイルを使って同様の攻撃が行われていたという。
F-Secureによれば、今回の標的型攻撃がこれまでに確認されたのは1件。Excelファイルを添付したメールが特定の人物に対して送られていたとしている。
関連情報
■URL
F-Secure公式ブログ(英文)
http://www.f-secure.com/weblog/archives/00001649.html
( 増田 覚 )
2009/04/10 14:48
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