NTTコミュニケーションズ(NTT Com)のIP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」などにおいて、顧客企業のネットワークを監視する端末にウイルス感染被害が発生した。
NTT Comによると、4月9日に、IP-VPNサービスなどのオプションとして提供しているルータ監視サービス用の端末約200台に、「WORM_NEERIS.A」(トレンドマイクロの名称)の感染が確認された。感染経路などについては現在調査中としている。
NTT Comでは、9日に感染が疑われる監視端末をネットワークから切り離すとともに、ルータ監視サービスを利用している企業に対して事態を連絡。これまでに数社からウイルス感染の報告があったという。また、トレンドマイクロと共同で駆除ツールを作成し、10日から利用企業に対して駆除ツールを無償提供している。
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■URL
NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/
( 三柳英樹 )
2009/04/14 15:29
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