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データセンターの移転・統合意向が増加、インプレスR&D調査


 インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は15日、データセンターに関する調査結果をまとめたレポート「インターネットデータセンター調査報告書2009」を発売した。価格はPDF版が16万8000円、PDF+冊子版が17万8500円。

 ユーザー企業に対して行った調査では、データセンターの移転・統合について「移転・統合先が決まっている」が3.1%、「移転・統合を検討中」が11.6%、「移転・統合する可能性あり」が23.5%となり、いずれの項目も前年度調査より割合が増加。3項目の合計は38.2%で前年度調査より7.1ポイント増加しており、移転・統合ニーズが高まっているとしている。

 また、データセンター事業者に対して行った調査では、サーバーの設置場所や設備のみを貸し出すといった従来型のサービスだけでなく、「ストレージ」「ディザスタリカバリ」「専用サーバーレンタル」「EC支援・サイト構築」「サーバー保守運用」などのサービスを提供する事業者の割合が増加。「ストレージ」サービスを提供するデータセンター事業者は、4年前の調査では55.5%だったが、今回の調査では73.5%に増加しており、ユーザーのマネージドサービス志向を反映した結果だと分析している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.impressrd.jp/news/090414/idc


( 三柳英樹 )
2009/04/15 10:56

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