インターネットイニシアティブ(IIJ)は、同社が独自開発したルータ「SEIL(ザイル)」シリーズにURLフィルタリング機能を5月より追加する。1ライセンスにつき、SEILに接続された端末50台までフィルタリングを適用できる。料金は年間16万8000円。URLフィルタリングは、ネットスターが提供する「サイトアンパイア」を採用する。
サイトアンパイアでは、「不法」や「ギャンブル」など、あらかじめ定義された71のカテゴリから、ユーザーが閲覧を禁止したいカテゴリを選択できる。また、例外的に閲覧を許可するサイトを設定したり、掲示板などへの書き込みのみを禁止する機能なども備える。フィルタリングの設定は、SEIL上で一元的に管理する。
フィルタリングデータベースとカテゴリリストは、ネットスターが提供するサーバーに置かれる。SEILは、端末からのアクセスごとにこのサーバーを参照し、参照結果によってアクセス制御を行う仕組み。データベースをSEIL内部に持たないため、機器への負荷を極力低減できるほか、常に最新のデータベースを参照することが可能だという。
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ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2009/0417.html
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( 増田 覚 )
2009/04/17 18:38
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