大手市場調査会社の独GfK Groupは17日、テレビ、インターネット、ラジオ、新聞などのクロスメディア広告キャンペーンが極めて効果的であるとの調査結果を発表した。
これはGfK Groupが、GoogleおよびCoca-Colaとともに、独Coca-Colaが2008年11月から12月にかけて行ったクロスメディア広告キャンペーンを分析したものだ。
分析によると、独Coca-Colaが行ったクリスマスキャンペーンにおいて、クロスメディア広告は極めて効果的だった。特に、テレビCMとYouTubeビデオ広告の組み合せが最も効果的で、1週間以内にテレビCMとYouTube広告を同時に見た消費者の間では、購買率が97%高くなるという結果が得られた。
各メディアを別々に調査した結果、YouTube広告は伝統的なテレビスポット広告と同程度の効果があることも判明した。
GfK Groupでは、この調査を行うために1万5000人の調査パネル参加者のインターネット利用状況、日用品購入、テレビ、ラジオ、印刷物の利用状況などを総合的にまとめ、分析を行ったとしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.gfk.com/group/press_information/press_releases/003844/index.en.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/04/20 11:28
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