財団法人電気通信端末機器審査協会(JATE)は22日、「IPv6テスティング・ラボ・サービス」を開始したと発表した。通信機器の「IPv6 Ready Logo」認証を申請するにあたって必要となる試験環境を ,
通信機器メーカー向けに提供する。料金は個別見積もり。
「IPv6 Ready Logo」は、ルータをはじめとしたIPv6対応機器が相互に通信できることを認証する制度。IPv6 Forumの下部組織であるIPv6 Ready Logo Committeeが運営している。
JATEが開始した「IPv6テスティング・ラボ・サービス」では、IPv6 Ready Logo Committeeが定める試験を実施できる環境を提供。その試験結果を、IPv6 Ready Logo申請用のログファイルとして整理し、申請用の書類一式としてそろえるまでを支援する。
JATEでは、「IPv6 Ready Logo」の試験環境を機器メーカーが自社で構築するのに比べて負担が軽減されるとし、IPv6対応製品の展開と品質向上に貢献していくとしている。
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「IPv6テスティング・ラボ・サービス」の試験環境のイメージ
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関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://ipv6ready.jate.or.jp/pdf/testing-lab.pdf
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・ JATE、「日本IPv6認証センター」を開設(2008/04/01)
( 永沢 茂 )
2009/04/23 20:23
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