インターネットイニシアティブ(IIJ)は27日、トンネリングによるIPv6接続環境を提供する「IPv6仮想アクセス」を提供開始した。個人向け接続サービスである「IIJ4U」「IIJmio」の利用者と、「IIJモバイル」など法人向けダイヤルアップ接続サービスの利用者に無償で提供する。
Windows Vista SP1以降において「IPv6仮想アクセス」の接続設定を作成することで、IPv6アドレスが端末に動的に割り当てられ、IPv6によるインターネット接続が可能になるという。専用ソフトをインストールする必要がなく、追加申し込みも不要で利用できる。ただし、Windows XP、Mac OSなどその他のOSでは利用できない。
なお、法人向けモバイルデータ通信サービスに対応したネットワーク接続ソフト「IIJモバイル セキュアリンク」を利用している場合は、自動的に「IPv6接続」ボタンが表示されるため、より簡単な操作でIPv6接続が可能だとしている。
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「IIJモバイル セキュアリンク」には、自動的に「IPv6接続」ボタンが表示される
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2009/0427.html
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・ IIJのサーバーにおけるIPv6の使い方、移行訴え実例紹介(2008/11/13)
( 永沢 茂 )
2009/04/27 19:55
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