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DTR-P7DT
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DTR-P50
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クラリオンは11日、同社が販売するパーソナルナビゲーションデバイス(PND)4製品の一部ロットにウイルスが混入している可能性があることを明らかにした。同社サイトで該当製品の識別方法を説明するとともに、ウイルスの検出方法や駆除方法を紹介している。また、新品との交換にも応じる。
該当するのは、2008年6月上旬に販売を開始した「DTR-P7DT/75DT」および「DTR-P50/55」の一部ロット。2009年2月以降に工場出荷時に実施したバージョンアップ作業の結果、判明したという。
混入した可能性があるのは、USBメモリなどを介して感染する、いわゆるオートランウイルス(ワーム)。「Trojan Horse」(シマンテック)、「W32/Autorun.worm.dp」「Generic!atr」(マカフィー)、「WORM_GOOMHTTP.DS」「Mal_Otorun1」(トレンドマイクロ)として検出される。
クラリオンによると、該当製品を単独で使用している場合はウイルスによる不具合は生じないが、Windows PCにUSB接続した場合や、該当製品で使用しているSDメモリカードをPCで使用した場合に、PCにウイルスが感染する恐れがあるとしている。
【追記 2009/05/12 20:05】
クラリオンによると、ウイルスの混入はユーザーからの指摘で発覚。調査したところ、同社でも実際に混入している製品が見つかったという。ウイルスが混入している可能性があるのは、2009年2月に生産したロットの一部。製造過程で感染したものとみられるが、詳しい感染経緯や、該当製品の台数などは引き続き調査中。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.clarion.com/jp/ja/topics/index_2009/090511_01/index.html
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( 永沢 茂 )
2009/05/11 16:24
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