情報処理推進機構(IPA)は18日、2008年上期に採択した「未踏IT人材発掘・育成事業」において、特に優れた成果を収めた12人を「スーパークリエータ」として認定した。
「未踏IT人材発掘・育成事業」は、ソフトウェア関連分野において独創的なアイディア・技術を持ち、それらを活用していく能力を有する人材の発掘・育成を目的としてIPAが実施している事業。一般募集を行う「未踏本体」と、25歳未満が対象の「未踏ユース」の2種類の事業があり、事業で特に優れた成果を収めた人材を「スーパークリエータ」として認定している。
IPAでは、2008年上期に採択した35件(未踏本体17件、未踏ユース18件)について、担当プロジェクトマネージャーの評価をもとに審議委員会による審議を行い、12人を「スーパークリエータ」として認定した。未踏本体部門からは、全文検索エンジン「Lux」の開発を手掛けた山田浩之氏など7人。未踏ユース部門からは、Webアプリケーションセキュリティの自動検証フレームワークの開発を手掛けた小菅祐史氏など5人がそれぞれ選ばれた。
IPAでは、5月26日に開催する総合展示会「IPAX2009」において、今回認定したスーパークリエータの授与式を行う。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20090518.html
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( 三柳英樹 )
2009/05/18 19:29
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