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「NOTE」のテーマステージ
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NTTグループは28日、東京・大手町にあるショールーム「NOTE」をリニューアルオープンした。開館時間は午前10時から午後6時まで。土日祝日は休館。見学にはサイトで事前予約が必要。受け付けは29日午前9時から開始する。
「NOTE」は、次世代ネットワーク(NGN)のフィールドトライアルを紹介するショールームとして2006年12月に開設した。リニューアルは2度目になるが、今回はNGNも含めた将来のブロードバンド・ユビキタスサービスを紹介する。ショールームの開設期間は、今後サイトで告知する。
ショールームは1階と2階を合わせて770平方メートル。1階にはICTの活用により実現する将来のサービスイメージを展示、2階にはNTTグループおよびパートナーの最新サービスを展示する。見学時は、まず1階の「テーマステージ」でビデオを視聴。少子高齢化や環境など、社会全体が抱える課題をICTの利活用で解決するというNTTグループのイメージを紹介する内容だ。その後、各展示を見て回る流れになる。
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1階の様子
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2階の様子
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● ノートをバーチャルスクリーンにする眼鏡型端末
1階の「モバイルサービスの未来~行動支援~」コーナーでは、NTTドコモが提供する「iコンシェル」の拡張サービスを紹介している。ユーザーの位置情報や行動履歴に基づいて、最適なサービスを提案するだけでなく、眼鏡型端末「なんでもインターフェイス」でサービスを利用するイメージを体験できる。
「なんでもインターフェイス」は、カメラの付いたヘッドマウントディスプレイで、ノートなどの平面物を見ると、それがバーチャルスクリーンとなり、さまざまなサービスを表示できるというもの。AR(Augmented Reality:拡張現実感)と言われる技術だ。バーチャルスクリーンはタッチ操作も可能。デモでは、バーチャルスクリーン上で映画の予告編を見て、チケットを購入するまでのサービスイメージを体験できる。
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ノートにはバーチャルスクリーンとして認識するための二次元コードを付けている
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前方のボードをバーチャルスクリーンにして、タッチ操作を体験できる
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「なんでもインターフェイス」の試作機。実用化は未定だが、実際は普通の眼鏡と同じ見た目になるという
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デジタル家電やAV機器などを一元管理する「ホームサービスの未来 ~ホームICT~」コーナー
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医療機器を遠隔地から操作できる「医療サービスの未来 ~遠隔医療~」コーナー
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遠隔地でも映像を通した双方向の授業を受けられる「教育サービスの未来 ~t-Room~」コーナー
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2階では、シスコシステムズが「高臨場感テレビ会議システム」を展示している。円卓を半分にしたようなデスクの正面にテレビが3台つなげてあり、遠隔地の人物と向き合って会議している感覚を再現する。NGNのQoS(回線品質保証)を利用し、ハイビジョン品質の映像やステレオ音声を実現しているという。このほか、QoSを利用したサービスとして、NTTぷららの「ひかりTV」映像配信プラットフォームによる地上デジタル放送のIP再送信を提供する。
NTT広報室の浅野史英氏は、「以前のショールームでは、近い将来に始まるNGN関連のサービスを中心に紹介するイメージが強かったが、今回のリニューアルでは、NGNだけでなくLTEなどの次世代通信サービスが広まったときに実現できるサービスを紹介している」と説明。ショールームには、大手町という場所柄や土日祝日が休館日ということもあり、ビジネスで見学に訪れる人が大半という。海外から見学に来る人もいるため、英語での対応も準備している。
「これからの社会作りのため、NGNを広めていくにあたり、テレビCMなどの広告だけでは伝わりきらない部分もある。じっくりサービスを見ていただく場所、ユーザーとコミュニケーションする場所としてショールーム『NOTE』を展開していく」と語った。
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高臨場感テレビ会議システム
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統合ヘルスケアサービス
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ヘルスケア利用者側の機器
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IPTVコーナーのデモ
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ひかりTVチューナー
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チューナーの背面部分。デモではHDMIで接続
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関連情報
■URL
ショールーム「NOTE」
http://www.ngn-note.jp/
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・ NTT、NGNのショールームをリニューアル(2007/07/18)
( 野津 誠 )
2009/05/28 20:01
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